1978年12月31日、僕は香港で生まれました。
親が仕事の関係で向こうに住んでいたからです。

母はそのときいまの僕よりも若くて、
二人目の子供とはいえ、慣れない海外での出産は大変だったと思う。

生まれてすぐに帰国してしまったので、まったく記憶がない。
小学校のときに香港に行ったことがあるけど、それももうほとんど覚えていない。

二十歳の時に、国籍を選べるという話を聞いていたけど、
どっちにしますか?的な書類が送られてくるものかと思っていたら、そんなことはなかった。
希望すればなれるみたいです。でも当時はもう中国に返還されたしまっていたからな。
イギリス人になれるならちょっと考えたかもしれないけど。

30歳の誕生日を香港で過ごしたらどうかと言ってくれたのは彼女だった。
でもはじめは現実味のない話だと思っていた。

仕事が忙しかったりして、予約もせずにいたら、年末の旅行はもうすでに満席。
そりゃ、11月の後半はいってから行こうとしたって無理だよ。
年末はキャンセルがほとんど出ないと言われたけど、ダメもとでキャンセル待ちに予約を入れた。

ある日、仕事から帰ってきて、テレビをつけたら、
しょこたんが香港を案内する番組をやっていた。なにこのエビチリ、ちょーうまそう。
観ながら、ネットをしてて、最近好きなクラゲについて調べていたら、
偶然、香港に1500匹もクラゲがいる水族館があることがわかった。

これは呼ばれているんだ。完全に香港に呼ばれている。
と、思ったら翌日、出るはずのないキャンセルが出て、年末に香港に行けることになった。

ということで、今日の夜の便で香港に行ってきます。
到着は明日、誕生日の早朝。

母に僕が産まれた時間を聞いたら、詳しくは覚えていないけど、夕方だったと言っていた。
向こうでも紅白歌合戦が放送されていて、出産の直後で観られなかったから良く覚えていると。どういう覚え方なんだ、母さん。

そのあと出生証明書が出てきて、産まれた時間は午前8時14分だと書いてあった。
全然、夕方じゃないじゃん。紅白観られるじゃん。がんばれば紅白出られるじゃん。

明日、産まれた時間に産まれた病院に行こうと思っています。
なにも覚えてないけど、なにかを感じることができたらいいな、と。

あとは、クラゲみて、エビチリを頭からかけてもらって、
ブルースリーの銅像の首をへし折って、タイガーバームを道行く人に投げつけた頃には飽きると思うので、
適当に帰ってこようと思っています。

あぶなく自慢話しで二十代を終えるところだった。
年末ってなんやかんやとバタバタしてもしまうものだね。

いま全部は書けないから、ブログを書いてなかった日のまとめだけ。

■12/24水曜
イブ。平日だったから、普通に仕事だったと思う。
前日にpplogさんと飲んだ。闘魂を注入してもらう。

■12/25木曜
自慢話し書いた日。
んーケンタッキー食べた気がする。

■12/26金曜
仕事納め。意外と仕事残っててがっかり。
全体会議よかった。忘年会もよかった。
社長になぜかやめないでねと言われた。やめませんよー。

社長の誕生日パーティーではtkttkと話してた。
100回くらい「アホか」って言ってた。あと50回くらい「死ね」って言ってた。
ハバロフスクに行ってもガンバッテクダサイ!

■12/27土曜
近代希に見る見事な二日酔い。
ウコンが全然効かなかったので、問い合わせフォームから、「ぶっちゃけ、オロナミンCでしょ?」と送っておいた。
という夢にうなされた。
夜は彼女と1年間お疲れさま焼き肉。焼き肉はお酒より白米が合う。ナマ2つって言いたいだけでしょ?

■12/28日曜
練馬区美術館に石田徹也展を観に行く。
画集で観て好きだった絵が、意外なほど大きくてびっくりした。
なんでこんなにつらいんだろうって思わせる絵。ユーモアもあるけど、絶望的に暗い。そりゃ、死んじゃうよね。
夜はモツ鍋のはずがまた焼き肉…。二日連続でサムギョプサルって格闘家かよ。

■12/29月曜
大掃除の日。いまの家に引っ越してきてもう半年か。
キッチンとかが掃除しやすい作りになっていて助かる。コラーゲン鍋食べた。
夜、美容院行って、髪をパツキンに。
のはずだったけど、美容師さんに肌弱いからブリーチで金髪にするのは無理と言われてがっかり。
ダブルカラー(二回カラーするだけ)で、ジャニーズJrのような色に。
彼女に「ちゃらい」と一蹴された。あざーす。

で、今日。

つづく



今日はクリスマス。
チキンを食べたり、恋人たちが愛の歌を歌う日です。

もうひとつ、クリスマスにやるべきことがあります。
そう、自慢話です。
1年で唯一、大手を振って、自慢話をしていい日。それもクリスマスの重要な要素です。

勘のするどいお友達はもうわかっているかもしれないけれど、
僕にはブログを更新するネタがないんだ。
ブログに書くべきことなんて、そうそう起こるわけないんだ。

だから過去の話をするしかないんです。過去、最高。データ、盛りだくさん。
ただ、その膨大な話題の中でもブログに書くべきことなんて少しっきゃないけどね。

僕は30年間生きてきて、ひとつだけ自慢できることがあります。
上の画像。なんだかわかりますか?世界でもっとも有名な地図サービスの画面です。
ゲルググみたいな名前のアレです。

僕はかつてゲルググではない地図サービスを作る仕事をしていて、
その時に僕が作ったある機能をゲルググ様にパクっていただいたのです。

パクられたことがなぜ自慢なのか。
インターフェイスデザインの最高峰であるゲルググさまにパクられることはとてつもなく光栄なことなんです。
僕はパクられたと知ったとき、普段では見せないような無邪気な喜び方をしたものです。

でも社内の人たちはきょとんとしていました。
そりゃそうです。自社の良いところをライバル社にマネされたわけですから。
デザイナーじゃないとこの気持ちはわからないかもしれません。

肝心なことを言うのをわすれていました。
パクられた部分とは、この印刷専用ページの右上にある「メモ欄」です。
仕組みはなんてことありません。テキストフォームを設置しているだけです。
このフォームに行き先の住所や電車の乗り換え案内などをコピペして印刷するわけです。

これを思いついたのは、パソコンの前でうんうん考えている時じゃありませんでした。
電車に乗っていた時、目の前のサラリーマン風の人がプリントアウトした地図を持っていました。

彼はその余白に何か書いているので、僕は気になってチラ見したんです。
すると、行き先の住所と名前(おそらく打ち合わせする担当者名)を書いていたんです。

これ、プリントアウトする前に書けたらいいじゃん。そう思った瞬間、思いつきました。

いまでは主要な地図サービスのほとんどがこの案を採用しています。
どこのサービスもゲルググさまのマネをしている、そういうネットを書き込みも見たことがあります。
でも、僕とゲルググのデザイナーだけは誰が一番はじめに考えついたかわかっているんです。

自慢慣れしてないと、書きにくいですね。
もっと悪びれた感じで皮肉たっぷりに書けたらいいんだけれど。

クリスマスの自慢のこのくらいにしておきます。
さてと、googlemapsで明日の忘年会の場所をプリントアウトしておこう。



僕は運がいい。とてつもなくいいと思う。
ほとんど努力なしでここまで来ていることがそれを証明しているし、
細かいことでもそう思うことが多々ある。

例えば、僕は赤信号に捕まったことがない。一度もない。
僕が通りたい信号はいつだって青色発光ダイオードが光ってるんだ。

あと駐禁を切られたこともない。その他の違反も一度もない。
これはそもそも免許を持っていないので違反したくてもできない。

あなたの運の良さは名前にあるのよ、と教えてくれたのは母だった。
なんでも、僕の名前はそこそこ有名な姓名判断の先生に命名してもらったらしいのだ。
その先生が僕の名前を思いついたときに、「私の命名人生で最高の字画です」と自画自賛したというのだから、運がよくないわけがない。

少し前に、実家が引っ越すとき、その先生が書いた姓名判断書が出てきた。
それが上の写真なのだけれど、先生が達筆すぎてところどころわからないところもあるけど、ものすごく良名であることが力強く書かれている。

かろうじて意味がわかる一文にはこう書いてある。
「明朗、活発かつ理智に富み、行動性が強く(実行型)統率力を有す」

統率力…。
どうやら、僕は革命家になるべきだったらしい。
残念ながら、僕は世の中に対して革命を起こすだけの不満を持っていないけど、
こんなクソった世界ではいつ革命を起こしたくなるかはわからない。なにせ、僕は活発な子なのだから。

自覚している自分の欠点の中の一つに、
行動力のなさがはいっていることは、革命メンバーには絶対に内緒にしておかなければならない。



今度の誕生日で還暦になるんじゃないかと思うようなタイトル。
この前の日曜はひさびさに、本当にひさびさに予定も仕事もない休日だった。

やらなきゃなーってことはあるにはあるけど、ぼーっとする時間も必要だからさ。
暖かい日だったし、散歩に出かけたんだ。

散歩が好きになったのは、いつからだろう。
歩くのは昔から好きだったけど、当てもなく散歩するって感じでもなかった気がする。

いまから5年くらい前に僕はフリーランスをやっていて、自宅でwebデザインの仕事をしていた。
そのとき、夜によく散歩をしていたのを思い出した。
若者がいない(たぶんひとりもなかった)街に住んでいたから、夜は人がいなくて静かで、仕事に煮詰まったり、仕事がなくて不安で眠れない時によく歩いていた。

ときどき彼女も一緒に夜の散歩をして、僕はそれが結構好きだった。
彼女とはいまでもときどき散歩をするけど、散歩している時、いつも彼女とはじめて散歩したときのことを思い出す。
一緒に散歩してたら結婚したくなって、しばらくして本当に結婚した。

結婚に踏み切れない男子へ。
なにもしゃべらずにずっと散歩できるようならその子で間違いないですよ。

結婚に対して煮え切らない恋人がいる女子へ。
朝まで一緒に歩いたら、きっと彼も結婚したくなりますよ。

散歩と結婚がなんの関係があるのかは全くもってわかりません。
でもなんかあるよ。絶対ある。




11月の連休に軽井沢に遊びに行った。
都内の実家を人に貸し、隠居生活をはじめた親に会うのは二の次で、紅葉を見に行くことが目的だった。

紅葉ってテレビの映像や写真なんかだとまったく心が動かないのに、
実際行って、近くでこの赤を見て、においをかぐのは結構いいものだね。
湖沿いの森みたいなところを散歩したのがとても楽しかった。



両親がひとまわり小さくなってて、歳取ったなーと思った。
紅葉に合わせたのか、真っ赤な鞄を持ってる母がかわいかった。もうおばあちゃんだけど。
正月は行けないので、また夏か秋に遊びに行こう。

今年はよく旅行に行った気がする。
年末も旅行にいくのだけれど、それはまた別の機会に。



仕事と同時進行でやっていた、友達の結婚式用のウェルカムボードづくり。
式の前日までかかってしまったけど、こちらもなんとか仕上がったよ。

クリスマスが近いので、クリスマスっぽい雰囲気でというオーダーだったので、
リースっぽいモチーフのボードにしました。

結婚したのは、小学校の時から友達の女の子。
初恋の子とかじゃないのは残念だけれど、素敵な子だし、
しあわせそうにしてる姿をみてすごく嬉しかった。

ウルトラの母みたいな髪型してたあの子があんな綺麗になるんだもんな。すげぇよ。

これを作っていて思ったんだけれど、僕がなにかをつくるのは誰かに喜んでほしいっていうのが大きいんだとわかった。自分の欠けた部分を埋めたり、内なる声を吐き出すためになにかをつくる人もいるけど、僕にとってそういうのは二の次なんだ。たぶん。

言葉でうまく伝えられるなら、ものをつくるなんて面倒なことしないと思う。
二十代最期の手作りをしてて、自分の創作の秘密をさぐるが特に秘密はなかったということです。

「創造を支える感情のシステムの中核に、他者との関係があることは間違いない」
茂木健一郎の文章は美しいなー。

http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2008/12/post-cd14.html

今年の後半、ずっとやっていた仕事が無事終わりました。
三ヶ月連続で新しいものを世の中に公開したのははじめてだったし、
作業時間が2週間と短かったのもはじめてだったかもしれない。

これがおそらくは20代最後の大きな仕事となりました。
ずっと避けてきたケータイの仕事で締めくくったことは今度の仕事に少なからず影響がありそう。

いろいろな人に協力してもらってなんとか間に合った。
大変だったけど、僕は楽しかったよ。

そして公開後のユーザーの人の反応がよかったのがなにより嬉しい。
週末でたくさん使ってもらえるといいな。

今年の前半は長期間やっていたものを公開して、後半は短期決戦を3回。
どちらかと言えば、短期決戦に向いていることもわかった。
やりきった感はあるけど、少しゆっくりしたらまたなにか作りたくなるんだろうな。

作っていたのは、ブログサービス「JUGEM」のケータイ用テンプレートを共有する機能
なんことかわからないお友達も多いと思うけど、要はみんながちょっと楽しくなる機能です。

▼こんなのです
http://info.jugem.jp/?eid=12356

なんのことであれ、考えることっていいですよ。
でも人間が考えていることの8割は昨日も考えていたことらしいです。
飽きっぽいとか新しいもの好きっていったって、人間は反復が苦ではないんだ。

僕が最近よく考えているのは、
宮崎あおいと蒼井優に同時に告白されたらどうするかってことです。
週に4回は考えてると思います。

はじめに言っておきますけど、こっそり二人と付き合うっていうのはないですからね。
だって、告白してくれた二人に対して失礼じゃないですか。
それはダメです。本当にいけないことです。

でも選べないんです。
あおいは(コクられたので呼び捨て)結婚しているというリスクがあります。
ただそのリスクが刺激的な魅力になりえるところも見逃せません。受け取り側の問題です。
多忙な彼女ですが、「篤姫」が終わって、ほっとしている今ならゆっくり過ごせるかもしれません。

一方、優(当然、呼び捨て)もあおいとはまた違った魅力があります。
信じたらとことん突き進むパワーがありそうなので、無気力な僕に新しい世界を見せてくれそう。彼女もまた多忙ではありますが、一途な彼女のことです、きっと僕のために時間を作ってくれるはず。告白のときにそんなようなことも言われた気がします。

選べない…。選べないんだ。いっそくじ引きで決めた方が後腐れがないようにも思えます。
でもこれも二人に対して、感情むき出しで僕を取り合う彼女たちに対して失礼ですよね。

迷った時はデータがほしくなります。
こっちだと決める、納得して選び取る根拠となるデータ。

例えば、DNAレヴェルでの相性なんか知りたくなりますね。どうしたってこれは。
愛し合う二人です。子供を授かることは容易に想像できます。

そうなったときにより良い形で、才能ある彼女のDNAを残さなければならないと思うんです。
一般人である僕を愛したばっかりに、彼女や彼女の子供の魅力が半減したなんて噂がたってはいけないわけです。

彼女たちに愛されたからには、それなりの責任があるのです。しかし、苦ではありません。
結局のところ、どちらを選んだとしても、僕自身はメーターが振り切れて、モーターが爆発するほどの幸せを感じるからです。
ただ適当な答えなんて出せないんです。だって、涙目で一緒にいたいと言ってくれた彼女たちに対して失礼じゃないですか。

* * *


答えが出ないことを考えることがどんなに楽しいかわかってもらえましたか?
こうして今日も夜のはじまりとともに考えはじめ、気づくと明け方になっているわけです。
後にはなにも残りません。せいぜい、空いたビール缶がいくつか転がるだけの話です。

ただ考えずにはいられないんです。
だって、事実告白されているわけですから。想像上の事実として。

で、どっちを選んだのかって?
そんなことこんなところで言えるわけないですよ。
お断りした方の彼女に対してあまりにも失礼じゃないですか。

週末、VJをやりました。
最近、断ることが多かったのでひさびさだった。

もう10年くらいやっているんだな。
流している映像も最近のものでも7年前とかだ…。ま、いいや。

VJはじめた頃は、映像つくる技術がなかったけど、ないなりに工夫して楽しんで作っていた。
いま思えば、あの頃作ったのが一番愛着があるかもしれない。
その後は、いろんなソフトやプラグインで結構簡単にそれなりの映像が作れるようになってしまった。

ドラッグみたいなものだね。プラグインって。
ジャンキーになるとよりストロングスタイルなプラグインを身体が求めてくるからな。

自分からクラブに遊びに行くこともなかったし、家でクラブミュージックを聴くことはほとんどなかったけど、
いまではプレイしてて、次にどういう音が来るか、下げるのか上げるのかくらいわかるようになってるから不思議。

まだ全然具体的ではないけど来年海外でVJをする話があるので、
それが決まったらひさびさにちゃんと映像つくりたいな。

でも結局、映像はつくるより観る方が圧倒的に好きなんだよね。
デザインは見るよりつくるほうが好きかな。そうでもないかな。

二十代最期のVJは、仕事が残っていたので2時間くらいやって退散。
会社が近かったので、夜中に忍び込み、誰もいないオフィスでゆらゆら帝国を鳴らし、朝までゆるく仕事やら。

もう朝までクラブにいるのがつらいんだ…。


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